宮城塾について
宮城塾は、1999年に南城市大里で開校した地域密着型の学習塾です。
自宅兼教室で、吉田松陰の松下村塾のようなイメージの学び舎を目指し運営してきました。
生徒ひとりひとりに真摯に向き合い、本当の意味で親身な指導を心がけています。
部活動と勉強の両立を実践するため、様々な工夫でサポートしてきました。また、当塾は上位の進学校を目指す生徒が多いのですが、学力に関係なく全ての生徒に対して分かるまで徹底的に情熱指導を行っております。
勉強だけでなく、生活面での悩みや将来の夢を相談できる信頼関係を重視しており、多くの卒業生が成人式に塾に訪問したり、社会人になってからも交流を続けているのが当塾の特徴のひとつです。
宮城塾は、学ぶ力を育む中で、人としての成長を重視して来ました。
社会の中で仲間に必要とされる人材育成が当塾の要です。
多くの人と協力し合い、一人では成し遂げられない仕事ができる人間力の育成に力を入れています。
仲間達と共に学び成長する、そこで得られる人間力こそが、生徒たちの未来に大きな財産として残るのだと信じています。
宮城塾は、生徒たちの学ぶ姿勢を育みながら、それぞれが夢に向かって進むための力を身につける学び舎です。
対象学年と指導方針☆内申点重視
対象学年は主に中学生です。
多くの場合、中学1年から中3の高校受験まで在籍します。
当塾は、生徒ひとりひとりに真摯に向き合うため、少人数制にこだわっています。
中3の追い込み時には、本人が納得するまで指導を続けるため、時間にとらわれません。
追い込み時は、ひとり一人に対して徹底した個別での指導を行うため、プレ入試でEやD判定でも合格させて来た実績があります。
追い込み時の伸びしろの判断は、中1からじっくりと成長と向き合うことで可能となります。
指導者が、生徒ひとりひとりの得意分野や学習の特性(暗記系か理解系かなど)を熟知していることが重要です。また、日頃から学習体力を養い、長時間の特訓にも耐えられるようにすることも大切です。
そして何より、指導者と生徒との人としての信頼関係があることが、追い込み時においても成果を上げるために不可欠です。
生徒本人がやる気を持たなければ、親や周囲の希望がどんなにあっても、成果は上がりません。
中には、塾に通わせるだけで成績が上がると考える親御さんもいます。しかし、例えば成長段階で部活動に夢中になっていたり、学校生活で友達関係の問題を抱えていたりする場合もあります。子供たちは親に話せない悩みや事情を抱えていることもあるため、そういった状況下で勉強に集中することは困難です。しかし、親は成績だけを気にして子供たちの心の状態・成長を無視するケースも多いです。
実際に、当塾の卒業生たちは中3の部活引退後に急に成績が伸び、多くが進学校に合格しています。
その秘訣は、中1から中2の時期に席次よりも内申点、生活面、心の成長を重視して、勉強習慣や勉強体力の養成に力を入れた指導を行うことです。
宮城塾が席次より内申点を最重要視する理由
多くの親は、高校入試に内申点が重要な要素であることを知らず、内申書には書かれない席次だけを気にしています。しかしながら、目に見えない内面の成長や数字には出ない成長を無視することは、子供たちにとって大きな損失になります。
内申点を重視するのは、中学校の教師たちが、席次よりも授業態度の変化や学習意欲の向上を敏感に感じ取るためです。たとえ点数が低くとも、その成長を評価して内申点を付けてくれます。
このため、中3からの追い込み期に急激な成長を遂げて点数が伸びた場合、内申点が高ければ、上位校を狙うことも出来ますし、その合否に大きく影響してくることになります。
つまり、内申点を無視して席次だけ重視するのは、子供たちの成長を妨げることになり、高校入試での成功、その後の成長の芽を潰すことになってしまうわけです。
中学生は心と体の成長が急激に進む時期であり、中2まで意識が低かった子が、中3になって急に上位校を目指すケースも多くあります。
そこで、宮城塾では常に進学校受験を想定し、中1・2年の段階では席次よりも内申点、生活面、心の成長、勉強体力の養成に力を入れています。
具体的な指導方法
以下は、具体的な指導法の一例です。生徒ひとりひとりの学力や特性、その時点でのやる気に応じて臨機応変に対応していますが、いくつか具体例を示します。
- それぞれの学力を見極め、つまずきポイントを見つけ出して克服します。
- 得意教科や生徒個人の学習特性に合わせて、教材や指導をカスタマイズします。
- 暗記が苦手な子には、デジタルデバイスを活用して効果的な暗記方法を教えます。
- 応用問題が苦手な子には、基本スキルを習得した後に解法を暗記するのではなく、自ら考えて解決する特訓を繰り返し行い、初めて見る問題に対しても対処できる能力を身につけさせます。
当塾の最大の特徴は、解かせる問題量の多さです。教材のレベル選定を慎重に行い、楽しく取り組めるようなパターン演習を繰り返し行い、みんなで競うようなゲーム感覚で学びます。
勉強を仲間と一緒にゲーム感覚で競い、楽しく学びながら勉強への抵抗を減らし、集中力を伸ばしていきます。その時に重要なことは、子どもたちが苦痛を感じず、それでいて大量の問題量を楽しくこなせる教材を用意することです。
このノウハウは、25年以上の塾講師経験から培ったものです。
上位校受験の生徒の場合
当塾は、実績に示されるように、進学校受験の割合が多いです。
そういう生徒に対しての指導は、特に主要3教科に対し、応用力重視の特別特訓を行っています。
数学の場合、土台となる計算スピードの強化、基礎基本となる良問の暗記、受験テクニックの指導、ひとつの問題の中に多くの要素が組み込まれた良問の問題演習で傾向に左右されない実力を養成します。
英語の指導は、当塾では、大学受験生まで指導してきた実績があるため、旧センター試験の英語対策のノウハウを活かし、大量の英語長文をマンツーマンで音読トレーニングを行い、英文の中で単語を覚え、文脈から知らない単語の意味を推測したり、英文の語順のまま意味を読解する力を養成しています。
国語の対策では、現代文の場合は、発展レベルの問題集を使い、上位校受験に必要な、少し難解な論説文に取り組んだり、要旨をまとめるなど、近年の傾向に対応したトレーニングを行います。
国語対策は、普段どれだけ文章に触れているかが大きく、テクニックよりも、出来るだけ多くの文章に慣れること、難しい文章を集中力を切らさずに読み切って、文章全体の構造を理解する力が必要です。
当塾では、数学・英語に特に力を入れていますが、競争倍率の高い上位校を受験する生徒に対しては、国語も得点源となるよう指導しています。
高校生・大学受験生について
開邦高校・向陽高校・沖縄尚学など進学校に進む子は大学受験まで在籍することもあります。
大学受験の指導科目に関しては、当塾で指導できるのは、英語・数学(共通テストまで)です。
ほとんどの場合、中学校から当塾で勉強体力・集中力・自ら学ぶ力を身につけて来た生徒達です。
当塾の指導は、生徒たちが自ら学ぶ力を身につけることを重視しており、中学時代から受け身の授業はほとんどなく、常に主体的な態度で学習しています。
それは、参考書や問題集を使って自力で理解して学ぶ力に繋がり、一方通行の授業で分かったような気になって終わってしまうよりも効率的に学習することが可能になります。
大学受験の場合、受け身で学ぶのは2割、自分で学ぶのが8割です。なので、当塾で中学校時代から常に自分で考えて理解する訓練を積んでいる子は高校からの伸びも期待できます。
高校生には、大学進学や将来の進路についても話し合い、メンターとして生徒たちの成長を支援しています。
具体的な指導として、自学する中で分からない部分を教えたり、学習を加速させる為に身につける必要がある解法やテクニックなどを集中的に指導しています。また、安価で全ての教科の授業を受けられるスタディーサプリ(塾対応のサービス)などを活用しながら、個別指導を提供することで、常に自主的な学びの場を提供しています。
小学生への指導☆気持ちよく中学校をスタート!
少し古い考えになりますが、小学校までは、子どもらしく出来るだけたくさん遊んで、勉強以外の体験を多くした方が良いという考えがあります。
一方で、当塾で中学校から入塾する生徒達の中には、小学校で身につけておくべき基礎(かけ算九九)すら出来ていない子もいました。
他にも、基本的な漢字の書き順がメチャクチャだったり、国語の本の音読が全く出来ないなど…
本人の知能には問題が無いにも関わらず、学ぶ環境の問題、初歩の段階でつまずきなど、そのせいでずっと出来ないまま放置されて来たなどです。
当塾では、主な対象は中学校ですが、塾生の定員に余裕がある場合には小学生も受け入れております。
その場合、小学生への指導は、勉強することが自然と楽しくなるようなメンタルコーチングを重視します。
わかった!できた!
そういう喜びを繰り返して、学校の授業が楽しくなり、
わかる!できる!という自己肯定感を高めていきます。
そうやって、中学校に入学したときに良い成績で、気持ちよくスタートできることを目指します。